History of Kurozu
二百年、壺の中で。
私たちの黒酢南蛮漬けの原点は、鹿児島県霧島市福山町。江戸時代から続く、世界でも類を見ない醸造法の物語です。
Late Edo Era ─ 江戸時代後期
福山の地に、壺づくり黒酢が生まれる
錦江湾を望む温暖な傾斜地、良質な地下水、そして薩摩焼の壺。三つの恵みが揃った福山町で、米と麹と水だけを壺に仕込み、屋外で発酵させる独自の製法が始まりました。約200年経った今も、その手法はほとんど変わっていません。
Tsubo-batake ─ 壺畑の風景
太陽と微生物がつくる、琥珀色
野外に整然と並ぶ壺の群れは「壺畑(つぼばたけ)」と呼ばれます。ひとつの壺の中で糖化・アルコール発酵・酢酸発酵が同時に進む世界的にも珍しい醸造。1年以上、長いものは3年もの歳月をかけて熟成され、まろやかな酸味と深い琥珀色が生まれます。
2017 ─ そして、食卓へ
黒酢を、日々の食卓へ
この素晴らしい黒酢を「調味料の棚の奥」で終わらせたくない。そんな想いから、私たちは黒酢を主役にした南蛮漬けをつくり、2019年より銀座三越をはじめとする百貨店の催事でお届けしてきました。揚げたてを頬張るお客様の笑顔が、私たちの原動力です。